深絆の玄関
旅行
年末年始は旅行という人も多いですが、
私も三重県へ伊勢神宮参拝に行ってきました!
そこで、ふと考えたのですが
皆さんはリゾートホテルで夜景やオーシャンビュー
ビュッフェなどを堪能派ですか?
それとも、旅館で温泉を楽しみ
地元の名産や郷土料理を楽しむ息抜き派ですか?
どちらも捨てがたいですよね・・・。
ホテルと旅館の違い
ところでホテルと旅館の違いって何でしょうか?
和風か洋風か? 畳か絨毯か?
布団かベットか? 温泉かユニットバスか?
いろいろと違いはあるものの、
私が思うにそれは・・・、
『靴を脱ぐか・脱がないか』
これだと思います!!
靴を脱ぐ日本人。靴を脱がない欧米人。
これは玄関を設計する上で決定的な違いになります。
日本の設計者にとって玄関の設計とは
「どのように靴を脱がせるか脱いだ靴をどこにしまうか」
など、想像以上に問題が山積みの世界なんです。
靴を脱ぐことは
『気心を許しあえること』
だと思います。
ホテルの広間で行うパーティーと
旅館の宴会場で行う大宴会とでは
靴を脱いでる旅館のほうが一歩踏み込んだ
間柄になれそうな気がします!
玄関とは、
そこに暮らす家族を親密にすることができる装置
なのかもしれませんね。
玄関を設計する際は
靴を脱ぐことの意味を理解したうえで
それをどのようなカタチに落ち着かせるか
考える必要があります。
良いことがあった時
悲しいことがあった時
嫌なことがあった時